卯月と初恋が訪れる
ぱちっと目が合った。




思わず逸らしてしまう。





再びみちるを見ると私の方を見つめていた。




そして微笑んだ。




みちるの顔は贔屓目なしで整っているため、ドキドキしてしまった。




少し悔しくて私も対抗しようと微笑んでみた。




まぁ、そんなことをしても何も変わらな…え?

 


みちるの顔は真っ赤だった。




改めてみちるは私のことが好きなのだと実感した。





暑い。




ドキドキしてるからじゃない、絶対に。





私は自分の顔が暑くなって人に見られないように下を向いた。
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