卯月と初恋が訪れる
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自己紹介が終わり、今後の予定についての説明があった。





「じゃあこれで本日は解散です。明日から遅刻するなよ!」




先生はビシッと伝え教室を出て行った。




私は急に緊張してきた。





これって友達作りチャンスだよね…?





「らる!」





そんな心配も虚しく、解散と同時にみちるが飛びついてきた。





「ねぇ、やめようよ!ここ学校だよ!高校生になったよ!」




「みちる、流石にほどほどにしなよ」





私の近くに目立つ2人が集まってしまった。





そんな私たちを見て人が集まってきた。





「ねぇ立花くん、一緒にサッカー部とかどう?」




「水瀬くんって何かスポーツとかやってたの?」




だんだん盛り上がり始め、少し肩身が狭くなってきた。





逃げたいけれどみちるが後ろからホールドしている。
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