私が愛した人は…
しばらく帰れない…

まさか、三好さんと一緒に…?

私は悪い方ばかりに考えていた。

しばらく、本家にも行かないでおこう。

行ったら、四條さんに会うの可能性あるし。

今会っても、どうしたらいいかわからないし。

明日学校だし、お風呂入ろう。

お風呂場で鏡を見ると、目がまだ赤かった。

これ冷やさないと…

お風呂上がった後、しっかり冷やしてから寝た。

「体調、大丈夫か?」

「うん。もう平気」

次の日、龍に聞かれた。

四條さんの分のお弁当作るか迷ったけど、一応作って杉野さんに渡した。

夜中におやすみメールきてて、そのメールにはいつもと同じ【好き】と言う、文字はあった。

昼休み、トイレ行くと三好さんがいた。

今、会いたくないのに…。

向こうも私に気付いたけど、特に何もしてこなかった。

けど、出ていく時に一緒にいた友達に

「昨日、四條様と会ったんだ〜」

今、四條様って…。

やっぱり昨日、会ってたんだ…。

「え!羨ましい〜!」

「でね、今日一緒にご飯食べに行くんだ」

私は、三好さんの方を向いた。

すると、目が合いニヤッと笑ってでていった。
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