私が愛した人は…
「鈴さん。お連れしました」

「こんにちは」

「こんにちは。すみません。わざわざホテルのまで」

「大丈夫ですよ。早速、ヘアセットしていきますね」

「お願いします」

部屋にある、ドレッサーの前に座った。

「今回は、ハーフアップでよろしかったですか?」

「はい。後、このバレッターお願いします」

「わかりました」

髪を巻いていき、サイドは編み込んでハーフアップにしてくれた。

最後に、バレッターをして完成。

「ありがとうございます」

「いえいえ」

村田さんは、部屋を出て行った。

「龍、先に着替えていいよ」

「そうするわ」

龍は、スーツを持って洗面所に着替えに行った。

私は先に、靴だけ履きかえた。

ガチャ…

「鈴いるか?」

「暁さん!」

暁さんと杉野さんが、入ってきた。

「もう準備、終わったんですか?」

「あぁ。龍は?」

「今、洗面所で着替えています。龍が着替え終わったら、私も着替えます」

「アレ。兄貴いるじゃん」

龍が出てきた。

私はドレスを持って、洗面所に行き着替えた。

ファスナーは閉めれた。

後は、ホックだけなんだけど…

難しい。
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