私が愛した人は…
そうだったんだ。

「準備してくるので、少し待ってて下さい」

寝室に行き、貴重品だけ持って杉野さんと下まで降り、車に乗って自分の家まで向かった。

「鈴さん。昨日大丈夫でしたか?」

杉野さんが、話しかけてきた。

「はい。心配かけれすみません」

「いえ。ご無事でよかったです。いつも5分前には降りて来られるのに、来ないので組長に連絡したんです」

組長?

あ、四條さんのことか。

杉野さんが四條さんに、連絡してくれたんだ。

私は家に着き、小物類や服を杉野さんが持ってきてくれたダンボールにつめた。

杉野さんは車の中で下で、待機してくれてる。

四條さん13時には帰ってくるから、12時半には作り始めたいから、11時半にはでよう。

私はとりあえず衣類と小物類を、詰めていった。

タンスって持って行く方が、いいよね?

でも置いたら邪魔にならないかな。

テレビやテーブルや食器は、四條さんの家にあるからいらないと思うけど。

四條さんに後で聞こう。

時計を見ると11時半前だったので、キリのいいとこで終え下に降りた。

2/3程できたかな?

車に乗り、四條さんの家に戻った。
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