私が愛した人は…
会社もお昼休みなので、何人か社員さんらしき人がカフェに入ってきて、チラチラ見てきた。
「学校どうだった?」
「いつも通りですよ?あ、でも二学期は体育祭と文化祭があって、それに進路希望調査の紙も貰ってきました」
帰り際に進路希望調査の紙配られた。
進学校だから、殆どの人が大学に進学だと思う。
「鈴、参加してるのか?」
「去年は体育祭ずっと座って見てて、文化祭は受付してました」
「ほぼ参加してねぇーじゃん(笑)進路希望は?」
「大学行くとお金かかってしまうし、高校の奨学金も返さないといけないので、働く予定です」
「働かなくても、今まで通り俺のご飯作ってくれたらいいじゃねぇか。前みたいにちゃんと払うし」
「それはダメです!ただでさえ、光熱費や家賃払ってないのに。それにいずれは、出て行かないといけないし」
出て行くにもお金が必要だから、就職しても少しの間はお世話になるかもだけど。
それまでに四條さんに彼女ができたら、すぐに出ていくけど。
「出ていかなくていい」
「そーゆーわけには…。もし四條さんが違う人を好きになったら…」
「俺は鈴だけだ」
私の目を真っ直ぐ見て言う四條さん。
「学校どうだった?」
「いつも通りですよ?あ、でも二学期は体育祭と文化祭があって、それに進路希望調査の紙も貰ってきました」
帰り際に進路希望調査の紙配られた。
進学校だから、殆どの人が大学に進学だと思う。
「鈴、参加してるのか?」
「去年は体育祭ずっと座って見てて、文化祭は受付してました」
「ほぼ参加してねぇーじゃん(笑)進路希望は?」
「大学行くとお金かかってしまうし、高校の奨学金も返さないといけないので、働く予定です」
「働かなくても、今まで通り俺のご飯作ってくれたらいいじゃねぇか。前みたいにちゃんと払うし」
「それはダメです!ただでさえ、光熱費や家賃払ってないのに。それにいずれは、出て行かないといけないし」
出て行くにもお金が必要だから、就職しても少しの間はお世話になるかもだけど。
それまでに四條さんに彼女ができたら、すぐに出ていくけど。
「出ていかなくていい」
「そーゆーわけには…。もし四條さんが違う人を好きになったら…」
「俺は鈴だけだ」
私の目を真っ直ぐ見て言う四條さん。