fantasista 3 ー永遠にー
戸崎と言うから、また柊があたしを睨む。
そしてぼやく。
「うるせぇな。
俺はおっさんじゃねぇんだよ」
わざと喧嘩を売っているのか、柊は。
それならあたしも乗ってやろう。
「悪かったね、おっさんで。
だけどあたし、あんたに酒では絶対勝てる」
「……分かった。飲めばいいんだろ?」
あたしは愚かだ。
なにも柊に酒を飲ませたかったわけではない。
「ちょっと何してんの、戸崎!!」
そう叫んだ時には、柊はビールの入ったグラスを持ち、それを一気に飲み干していた。