fantasista 3 ー永遠にー
柊は黒いコートを羽織り、
「みどりに抱かれてるみたいだな」
なんて言うから、落ち着くために飲んだお茶をぶーーっと吐きそうになった。
やめてよそういうの。
そんなに嬉しそうにしないでよ。
「そうだ。インスタに結婚したこと乗せねぇと」
柊はスマホを取り出す。
「これ来たところにするか」
「や、やめなよ。
みんな意味分からずポカーンだよ!!」
慌てて言う。
「オトコオンナと結婚したとでも書けば?」
あたしは苦し紛れに吐いたが……柊はもうスイッチが切り替わってしまったようだ。