銀髪のイケメン暴走族
「______悪い、ここでいい……」
ソイツは、俺の顔を見る。
「良くないよ!ほら、保健室行くよ」
「……は?」
「は?じゃない、こんなだるそうな顔して平気で教室に戻れるか」
「……へ?まさか、こっちが本当の君?」
「……あ、」
「あ?」
「///ほら、保健室行くよっ!」
ソイツは、足を早めた。
〈保健室〉
「先生入るね!」
「あれまぁ、岬さん。隣に男子を連れてる」
「そういう問題じゃありません!一大事なんですから。先生、空いてるベット借りるよ」
「はいはい」
「ほら、来て」
誰もいないベットに行く。
「ほら、寝る!」
俺は白いベットの上で腰を下ろした。
「じゃあ、私は教室に戻るから。良くなったら教室に戻ること。まだ、銀牙さんは病人帰りなんだから!」
そう俺に言い残して、白いカーテンを閉めた。
カーテンの向こう。
ソイツと先生の声が聞こえたが、俺は横になり眠りについた_______……