銀髪のイケメン暴走族


どんよりとした雨が降りそうな天気だ。


「_____ッ」

俺は、急に頭が痛くなった。

激しい痛みだ。

今は、授業中。


俺は手を上げた。


「銀牙、どうした」

「頭が痛いので保健室行ってもいいか」

「あぁ、いいぞ。1人で行けそうか?」

「た……ぶん」


ズキン、ズキン

「うっ……無理かもしれないっ……」

「保健委員」

「はい」

「銀牙を保健室まで手伝ってくれないか」

「分かりました」


俺は、ソイツと教室を後にして保健室へと向かった。

ソイツの肩を借りて。
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