銀髪のイケメン暴走族


それからというもの月日が進みある噂話が私の耳に入った。


〝No.1は、やっぱり……REDサファイアだな〟と。


そして、もうひとつ。


〝銀牙夒は、やっぱり最凶だ〟と。


話によると、銀牙は記憶が失っていてある日突然記憶が戻り相手の暴走族と決着?をつけたらしい。

そして、No.1は〝REDサファイア〟という銀牙が居る暴走族になったらしい。

銀牙は、伝説を残す人だと思ったけど……さすがね。


「______銀牙」


「は?俺の名前呼んだか?……って、お前は」

「へ?」

「あの時は、……ありがとうな」


……お礼、言えるんだ。


「いえいえ、もう体調はいいの?」

「あぁ、もうすっかり。さっき、俺の名前呼んでたけど……なんか、用か」

「うんん。なんでもない。」


「そういえばお前、暴走族一家なんだな」

「……へ?」


今、思考が停止したかと思った。


「どうなんだよ」

「聞いてどうするの」

「俺と付き合うか」

「軽」

「軽くねぇし」

「てか、話が噛み合ってないんですけど」

「俺の姫になれ。これ、決定事項だから」

「え」

内心嬉しいけど!けど!……私でいいの?

「お前がいい」

「!」

今、私の心読んだ?


私この先どうなるの。




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