六月の月に愛を誓う。
なぜかじわりと涙が滲んできて、慌てて俯く。
「それなのに私は、律希からの気持ちを疑ってた…。もしかしてもう違う女の子が好きなんじゃないかって不安で、どんどん汚い欲ばかり出てきてしまって…っ。こんな私でごめんね…」
ああ、私はいつの間にこんなに律希のことが好きになっていたんだろう。
大丈夫だと自分に言い聞かせながら、本当は嫉妬でどんどん醜くなっていく自分が嫌で仕方なかった。
「…謝らないといけないのは俺の方だよ」
すっと手を伸ばしてきた律希が、流れる涙をそっと拭ってくれながら私の顔を上に上げてきた。
「俺、実はわざと沙耶との距離感近くして、先輩に嫉妬させてた。先輩がそんな自分に苦しむかもなんて何も考えもしないで、ただもっと俺のことを考えて他の女子と仲良い様子に嫉妬してほしくて、そんなガキみたいなことして結果的に先輩のこと傷つけた。本当にごめん」
ぎゅっと力強く抱きしめられ、少し速い律希の心臓の音を聞いているうちに少しずつ気持ちが落ち着いていくのを感じる。
「…もうそんなことしないで。私の“好きな人”だって、律希なの…。彼氏が他の女の子と距離が近いのすごく不安になる」
「うん、ごめん。もうしないって誓う」
体を離した律希が熱のこもった瞳でじっと私を見下ろしてくると、そっと顔を近づけてきた。
流されるままに私も目を閉じると、しばらくして唇にやわらかいものが触れた。
「それなのに私は、律希からの気持ちを疑ってた…。もしかしてもう違う女の子が好きなんじゃないかって不安で、どんどん汚い欲ばかり出てきてしまって…っ。こんな私でごめんね…」
ああ、私はいつの間にこんなに律希のことが好きになっていたんだろう。
大丈夫だと自分に言い聞かせながら、本当は嫉妬でどんどん醜くなっていく自分が嫌で仕方なかった。
「…謝らないといけないのは俺の方だよ」
すっと手を伸ばしてきた律希が、流れる涙をそっと拭ってくれながら私の顔を上に上げてきた。
「俺、実はわざと沙耶との距離感近くして、先輩に嫉妬させてた。先輩がそんな自分に苦しむかもなんて何も考えもしないで、ただもっと俺のことを考えて他の女子と仲良い様子に嫉妬してほしくて、そんなガキみたいなことして結果的に先輩のこと傷つけた。本当にごめん」
ぎゅっと力強く抱きしめられ、少し速い律希の心臓の音を聞いているうちに少しずつ気持ちが落ち着いていくのを感じる。
「…もうそんなことしないで。私の“好きな人”だって、律希なの…。彼氏が他の女の子と距離が近いのすごく不安になる」
「うん、ごめん。もうしないって誓う」
体を離した律希が熱のこもった瞳でじっと私を見下ろしてくると、そっと顔を近づけてきた。
流されるままに私も目を閉じると、しばらくして唇にやわらかいものが触れた。