余命1年の人生
『楽しかった〜…あ、蛍だ〜』
「おー、琴美、おかえり!友達と遊んできたのか?」
蛍は私のお兄ちゃん
「蛍」なんて名前、兄は女の子ぽくて嫌だって言ってたけどなんだかんだで気に入ってるみたい
ちなみに蛍は家の近くの大学に通う大学生なんだよね
2年生だったかな
「蛍も今日は早く終わったの?」
「あぁ、珍しくな!俺も友達と遊ぶ予定だったんだけど、急に用事が入ったらしくてな」
兄はお風呂上がりだろうか?
首にタオルを巻いている
そして片手にはビール
「ビールって美味しいの?」
私はテレビに目を向けたまま兄に聞いてみた
「ん〜、普通だな…あと4年我慢したらのめるぞ」
数え年16歳の私と、20歳のお兄ちゃん
4つ離れてるから兄は大人な歳だけど大人だ
「おー、琴美、おかえり!友達と遊んできたのか?」
蛍は私のお兄ちゃん
「蛍」なんて名前、兄は女の子ぽくて嫌だって言ってたけどなんだかんだで気に入ってるみたい
ちなみに蛍は家の近くの大学に通う大学生なんだよね
2年生だったかな
「蛍も今日は早く終わったの?」
「あぁ、珍しくな!俺も友達と遊ぶ予定だったんだけど、急に用事が入ったらしくてな」
兄はお風呂上がりだろうか?
首にタオルを巻いている
そして片手にはビール
「ビールって美味しいの?」
私はテレビに目を向けたまま兄に聞いてみた
「ん〜、普通だな…あと4年我慢したらのめるぞ」
数え年16歳の私と、20歳のお兄ちゃん
4つ離れてるから兄は大人な歳だけど大人だ