いつも側に
沢山の着信とメッセージ
正直、煩いと思っていた。
全て海彩からだった。
仕事に行っているのに
なんだと訝りばかり
システムトラブルの上に
部署にいてもらわないと
いけない人財の女性が部署を
変わりたいと相談してきた。
くそっ、忙しいと思いながら
話をきく。
その頃には、疲れ果てていて
家に帰りそのまま寝た。
海彩からのメッセージ等も見ずに。
翌朝も仕事へ向かう。
海彩は起きてもいずに
簡単な物を食べてから
出社した。
遅く帰宅した俺を待っていたのは
離婚届と結婚指輪
宏香の養育費も何もいらない
二度と自分達に関わらないで
欲しい。と、それだけ文書のみ。
膝から崩れ落ちた。
俺は?いったい?
今更になって
海彩のメッセージを見ると
宏香が熱が高いの
救急外来に連れて行く
連絡ちょうだい
海彩の切々としたメッセージだった。
俺·····何を·····
我が子の·····
辛さも····なにも·····
何の為に
仕事をしていたんだ。
俺は······
俺は········