献身遊戯~エリートな彼とTLちっくな恋人ごっこ~
「キスさせてくれたし、かわいい反応してくれただろ」
そんなことなにかしたうちに入らない気が……。
「清澄くん……私、大丈夫だよ……?」
「いや、今日は十分」
こんなに必死に続きを促すのはまるで自分が痴女にでもなったような気分だが、相手になにかしないまま終わるなんて経験はなく、罪悪感がすごかった。
それとも私がなにかしたところで清澄くんを満足させられないから、遠回しに拒否されてたりする……?
真意がわからず怖くなり、バスローブで隠しながら上半身を起こして彼の顔を覗き込んだ。
そもそもこの状況が酔いも手伝って大胆すぎることをしてしまった気がして、今になって不安が込み上げてくる。
もしかして、清澄くんに嫌われちゃったんじゃないかな──。
「清澄く──」
「少しずつ食べたいんだ。いきなり全部はもったいないだろ」
「……え?」
彼は照れくさそうに、でも真剣に話す。
「もったいぶって、俺のこと焦らしてよ。少しずつ進んで、我慢の限界になったら、ふたりでめちゃくちゃ甘ったるいエッチがしたい。TLみたいに」