切れない縁2 青木バージョン
そんな話しをしていたら、

隆二は骨になって窯から出てきた。

皆んなで骨上げをし、骨壷へ。
顔と上半身の骨はかなり小さな状態の所が多かった。

隆二のおじさんが皆んなに挨拶して井上家は帰って行った。

俺は火葬場で別れる時に、美波ちゃんと健一郎に

「落ち着いたらで良い、気が向いたらで良いからさ、いつでも鎌倉へ遊びにおいでよ。
俺たち家族はいつでも大歓迎だからな。」

「青木さん、ありがとうございます。」

「青木のおじさん。本当にありがとう」

そして、車に横に立っていた家族にお辞儀をした。
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