切れない縁2 青木バージョン
そろそろ隆二の49日法要だと思い、
日時をおじさんに聞いて、参列させていただいた。
井上家のみなさんも、美波ちゃんも健一郎もだいぶ落ち着いたようだったので、安心した。
そして、隆二の初盆の頃***
我が家へ会社から帰宅したらスゴイ勢いで麻里が玄関まで走ってきた。
「パパおかえりなさい!。」
「ただいま。どうした麻里。良い事あったのか?」
「わかる?美波ちゃんがね〜」
「ちょっと待った!! 先に中へ入れてくれよ」
「あ、ごめん。嬉しくって〜つい…」
俺はスーツのまま手を洗ってリビングのソファーに腰掛ける。
親父とお袋も向かい側に座ってニコニコしてた。
「パパ、喋っても良い?」
「はい。どうぞ〜」
「あのね、今日美波ちゃんから電話もらったの!
それでネ〜一度家を離れたけど、やっぱり井上さんのご両親と暮らすんだって!!
まだはっきりした日は決めてないんだけど、
9月か10月に2人でランチしようって誘ってもらったんだ!」
「そうか、美波ちゃんは戻ってくるのかぁ。
それに麻里と会ってランチへ出かける気持ちになるくらいに元気になったのかな」
「うん。そうだと思う。」
「俺が奢るからフランス料理でもイタリアンでも寿司でも予約して会って来いよ。な!」
「うん…本当に美波ちゃんが元気を取り戻して良かった…」
俺も、親父もお袋も頷いていた。
日時をおじさんに聞いて、参列させていただいた。
井上家のみなさんも、美波ちゃんも健一郎もだいぶ落ち着いたようだったので、安心した。
そして、隆二の初盆の頃***
我が家へ会社から帰宅したらスゴイ勢いで麻里が玄関まで走ってきた。
「パパおかえりなさい!。」
「ただいま。どうした麻里。良い事あったのか?」
「わかる?美波ちゃんがね〜」
「ちょっと待った!! 先に中へ入れてくれよ」
「あ、ごめん。嬉しくって〜つい…」
俺はスーツのまま手を洗ってリビングのソファーに腰掛ける。
親父とお袋も向かい側に座ってニコニコしてた。
「パパ、喋っても良い?」
「はい。どうぞ〜」
「あのね、今日美波ちゃんから電話もらったの!
それでネ〜一度家を離れたけど、やっぱり井上さんのご両親と暮らすんだって!!
まだはっきりした日は決めてないんだけど、
9月か10月に2人でランチしようって誘ってもらったんだ!」
「そうか、美波ちゃんは戻ってくるのかぁ。
それに麻里と会ってランチへ出かける気持ちになるくらいに元気になったのかな」
「うん。そうだと思う。」
「俺が奢るからフランス料理でもイタリアンでも寿司でも予約して会って来いよ。な!」
「うん…本当に美波ちゃんが元気を取り戻して良かった…」
俺も、親父もお袋も頷いていた。