❤️俺の抱擁に溺れろ、お前の全てが欲しい、極道の一途な愛
拓真は泣いているかすみの声で我に返った。
すぐにかすみの元に駆け寄り、ロープを外した。
ロープで縛られていた身体をさすって、抱きしめた。
「痛むところはないか、苦しくないか」
「大丈夫です」
「さ、帰るぞ」
「拓真さん、剣城さんのロープを解いて上げてください」
「分かった」
拓真とかすみはその場を後にした。
マンションに戻ると、かすみをベッドに寝かせた。
拓真はかすみの手を握り「ごめんな、ごめんな」と何回も誤った。
かすみは拓真に手を握られながら安心したのか深い眠りについた。
剣城のロープを解いてやった時、なんでまた、こいつがかすみの側にいたのか、
わからなかった。
俺はツトムから、迎えにいったかすみがマンションにいないと連絡を受けた。
「組長、かすみさんがマンションにいません」
俺は色々な事を想定して、かすみにGPSをつけていた。
その指し示す場所に俺は車を走らせた。