世界を救うために奮闘するお話
するとメイファンが

「ああーん、リコットってば
リチャード様にそっくり!!
今日ねぇ、リチャード様がガレキの中に
逃げ遅れた猫がいて
その子を優しく抱き上げて
微笑んでいたのよ〜!」

「キャー!なにそれ!
素敵!!メイファンってば
何で教えてくれなかったのっ?」

目をキラキラさせて
メイファンを見るルーシア。

「もう話したくてウズウズしてたわよ!
言う機会がなかったんですもの。」

と、留まる事を知らない
リチャードへの賞賛や賛辞に

リコットとローハンはあきれ顔。
暫しお二方の独壇場となる。

メイファンとルーシアは
手と手を絡ませて目を輝かせながら

リチャードが顎に手を当てて
考える仕草が神だとか

リチャードがルシウスと肩を並べて
クスクス笑ってる姿が胸熱だとか

リチャードが
真剣な顔して部下に指示を出す所が
最高にカッコイイだとか

リチャードがいない時は
空を見上げるだとか

とにかくとどまる所を知らないのである。

そして最後に必ず2人一緒に言う言葉、、、
「「あーーん、今日も推しが尊い〜」」

終わりましたわ。
この言葉を発すると
お二方とも不思議と落ち着くのです。

リコットとローハンは
再度顔を見合わすと
ふぅ、と安堵の溜め息を漏らす。

途中で口を挟むと血を見ますので…汗
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