朝なけに
ドタキャン
大学での講義を終え、キャバクラのアルバイトに向かう前に自宅に戻り、
中さんの家へのお泊まりの用意をする。
土曜日は授業は取っていないので、明日は大学は休み。
中さんは仕事だろうか?


それにしても、なるべく色気のある下着を持って行く方がいいだろうか?
といっても、手持ちなのはどれも似たり寄ったり…。
チェストから取り出した下着を、床に並べてみる。


昨夜、中さんの前でTシャツを脱いだり下着だけの姿になる事があったけど、
私の下着姿に今一つ色気がないから中さんは私を襲わない。
中さん的に、初めての私を遊びで抱けない信念みたいなものがあるのだろうけど、その信念を打ち砕く程の色気が私にはないのだろう。


なんとなくそういう事をしたら、もっと中さんと近付ける気がするから、私は中さんに抱かれたい。


胸は普通よりかはあるし、ずっと陸上部や通学等で体は引き締まっていて、私はスタイルは悪くないはず。
やはり、色気が足りないのか。


どうやったら、中さんが我慢出来ないくらいに私は魅力的になれるのだろうか?
こればかりは、やはり経験数なのかな…。


中さんの一番目の女性は大人なだけじゃなく、きっととても色気があって…。
そんな女性だろうか…。



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