心に♪留まる
24頁 一年後

【選択肢···幸せな道?そうでない道?】


あの結婚式から一年が過ぎた。

ひまわり保育園も老朽化の
補強や改築工事も終わった。

園の先生方もすごく喜んでくれて
いると涼子から報告を受けて
琉生は、良かったと思った。

涼子達が、少しでも仕事が
やりやすいようになったのなら。

工藤家も
涼子の部屋をフラットにして
家事室作り机と椅子を置き
仕事もできるように。

トイレや洗面台もあり
寝室、寝室の一角に和室を作り
涼子の夫の仏壇等が置かれている。
その他にクローゼットもある。

一颯と流の部屋も
寝室の他に部屋が二つあり
区切れるようになっている。

子供部屋だ。

後は、クローゼット
トイレや洗面台もある。

他に流のエレクトーンを弾く部屋
防音設備も整っている。

リビングダイニングも広く
キッチンも使いやすいように
設計されていた。

外回りは、ウッドデッキも作り
小豆が遊べるようになっていた。

後、お客様用?
琉生と池谷の部屋も完成した。

工藤家の回りは、目隠しフェンスで
囲み防犯対策は、取られている。

全ては、琉生が支払う
これは涼子がいくら言っても
無駄だった。

完成を祝って
5人と一匹でお祝いをした。

琉生は、涼子について回る
流を嬉しそうに見ている。

小豆は、最初は、琉生と池谷を
警戒していたが
涼子が大丈夫と言い聞かせた。

少しずつ、少しずつ
夫婦のようになって行く
一颯と流。

一緒にいる時は
常にどこかに触れている
と、言うか 
一颯が、流を抱きかかえてる
流は、流でそれで良いと
行った感じだ。

その周りを小豆がぴょんぴょんと
はね回っている。
そんな小豆を二人は
撫でながら一緒にいる。

まだ、色んな事に
遠慮している流だが
涼子も一颯も
見守って行く事にしていた。

そんな、流が妊娠をした。

愛すること
愛される事に
慣れてない自分で大丈夫かと
悩み格闘している。
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