切れない縁3 南関東営業所
結婚
私は、短大時代からお付き合いしていた2歳年上の石野 博之〈いしの ひろゆき〉さんと結婚した。

博之さんは、実家の老舗レストランでコックをしている。
私が短大生の時にアルバイトしていたレストラン。

私たちはレストランの隣りのマンションに住む事にした。

お義母さんもレストランで働いていたから、私のことは短大時代から知っていて、とても可愛がってくれている。

お義母さんは、孫ができたら店を辞めて孫の面倒をみたいと言って、お店を辞めて剛史〈つよし〉の面倒をお店の2階と3階の自宅でお世話してくれている。

レストランの休憩時間14:30〜17:00には、博之さんとお義父さんと一緒にみんなで過ごしている。

私はパートで9:00〜17:00で働かせてもらい、博之さんの実家へ帰る。
お夕飯はお義母さんと食べ、剛史のお風呂も入れてからマンションへ帰る。
博之さんは休憩時間に賄いを食べているので、私は軽食とお風呂の準備をして待つ。

博之さんのお義母さんには本当に助けていただいてありがたい。

本当に子供の成長は早くて、お義母さんのことをバ〜と言ったとか、5歩歩けるようになったとか、大人たちの癒しになっているようだ。
< 8 / 38 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop