敵国王子の溺愛はイケメン四精霊が許さない!~加護持ち側妃は過保護に甘やかされています~
 愛撫の手が首筋から胸もとへ、そしてやわらかな双丘へと位置を下げていき、唇から熱い吐息とあえかな声がこぼれだす。脳髄から蕩けるように、彼の手に酔わされる。
 密着した肌と肌が新たな熱を生み、体の内にジンッとした焦燥が溜まる。馴染みのない感覚に慄いていると、ジーク様がトンッと私を押し倒し、ふたりで縺れ合うように寝台に沈み込む。
「ジーク様」
「エミリア」
 ふたりの視線が絡まって、唇がしっとりと重なる。ここからふたりの熱く長い夜が始まった──。


END
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