逃すもんか
その会話のあとで
お料理が運ばれてきた。

「うわぁ。美味しそう〜」とゆかりはニコニコ。

「この赤ワイン煮も美味いから少し食べてみて」

赤ワイン煮の牛肉を少し分けてゆかりのお皿に乗せてくれた。

「じゃあ、赤ワイン煮を食べますね。」パクッ。

「おいひぃ〜。あ、口の中で溶けてく〜」

「だろ〜。マジでトロトロで美味いんだよなぁ」

2人でニコニコしながら食べる。

食事しながら、明日2人で作る料理を相談した。
ゆかりのリクエストで青椒肉絲とスペアリブと
史弥はその他に浅漬けと、切り干し大根を教えてくれることに決めた。

明日は、史弥のアパートの最寄駅で10:00に待ち合わせする。
スーパーへ寄ってアパートへ戻る事になった。

「ゆかり。笹団子楽しみだから忘れないでよ」

「あ、そうだった。危ない忘れてた〜」
クスクス。
「私たち、食いしん坊だから太りそうですね?」

「確かに。幸せ太りしそうだわオレ。」

「私は気をつけなきゃ。」
クスクス。楽しい会話もしながら食べ終えた2人だった。
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