好きすぎてヤバい。〜秘密の終わりは恋の始まり⁉︎〜
待ちに待ったイベント当日。

天気もこの時期にしては珍しい快晴。

私たちは朝から準備を済ませ、会場へ向かう。

大きな荷物を持ち、電車に乗るのは大変だった。

だけど、それ以上に『楽しみ!』って気持ちが強くて、私はハイテンションになっていた。



「次の駅だな」

「そうだねっ」



恭介の言葉に、私たちは電車を降りる。

駅から少し歩くと大きな会場が私たちを待っていてくれた。

すでにコスプレイヤーさんたちがイベントを楽しんでいるようだった。



「早く受付済ませようっ!」



私たちは受付を済ませ、それぞれ更衣室に向かう。

瑞樹くんは最上くんと一緒に更衣室に入り、恭介は更衣室の出口付近で待っていてもらうことにした。


数十分後。

私は衣装に着替え終わり、女子更衣室を出た。



「お待たせっ」



出口にはすでにみんな揃っていて、特に最上くんがかっこよくて……。

さらに惚れてしまう……。
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