好きすぎてヤバい。〜秘密の終わりは恋の始まり⁉︎〜
「あんた、いつからそこにいたの」
疑問形じゃない言葉と、瑞樹くんの態度に驚きつつも私は震える声を抑えながら答える。
「最初から、です」
「ちっ」
大きな舌打ちにびくっと肩を震わす。
瑞樹くんの向こうには、顔を手で覆っている恭介と、ため息をついた最上くんの姿が見えた。
「しかも、ちゃっかり靴脱いで玄関上がってきているし。なんなの」
怒りを抑えきれない瑞樹くんが私に詰め寄ってくる。
私はずりずりと逃げ場を探す。
どんっ、と廊下の壁に背中がくっつく。
瑞樹くんは片腕をバンっと廊下の壁についた。
恐怖の意味で心臓の音が大きくなる。
こんな壁ドンは望んでいないよ……っ。
「聞いたこと、見たこと、今すぐ忘れろ。そんで、ここから出ていけ」
「……っ」
そう言って瑞樹くんは私から離れた。
思わず腰が抜けてその場に座り込んだ私を瑞樹くんが軽蔑したような目で見降ろしてくる。
その目が、言葉が怖い。
疑問形じゃない言葉と、瑞樹くんの態度に驚きつつも私は震える声を抑えながら答える。
「最初から、です」
「ちっ」
大きな舌打ちにびくっと肩を震わす。
瑞樹くんの向こうには、顔を手で覆っている恭介と、ため息をついた最上くんの姿が見えた。
「しかも、ちゃっかり靴脱いで玄関上がってきているし。なんなの」
怒りを抑えきれない瑞樹くんが私に詰め寄ってくる。
私はずりずりと逃げ場を探す。
どんっ、と廊下の壁に背中がくっつく。
瑞樹くんは片腕をバンっと廊下の壁についた。
恐怖の意味で心臓の音が大きくなる。
こんな壁ドンは望んでいないよ……っ。
「聞いたこと、見たこと、今すぐ忘れろ。そんで、ここから出ていけ」
「……っ」
そう言って瑞樹くんは私から離れた。
思わず腰が抜けてその場に座り込んだ私を瑞樹くんが軽蔑したような目で見降ろしてくる。
その目が、言葉が怖い。