サイコな本部長の偏愛事情(加筆修正中)

塔『HAL332. RWY34R. Line up wait.』
(訳:HAL332はランウェイ34Rの滑走路内で待機して下さい)

ハ『RWY34R. Line up and wait. HAL332. Heavy.』
(訳:ランウェイ34Rの滑走路内で待機します)

塔『HAL332. Tokyo tower. RWY34R. Wind 030 at 3. Continue approach.』
(訳:HAL332、東京タワーです。ランウェイ34Rへの進入を継続して下さい。風は方位030から3ノット(1.5m/s)です)

ハ『Continue approach. RWY34R. HAL332.』
(訳:ランウェイ34Rへの進入を継続します)

塔『HAL332. Wind 030 at 3. RWY34R. Cleared for take off.』
(訳:HAL332、風は方位030から3ノット(1.5m/s)、ランウェイ34Rからの離陸を許可します)

ハ『030 at 3. RWY34R. Cleared for take off. HAL332.』
(風は030から3ノット(1.5m/s)、ランウェイ34Rから離陸します。)


一連の流れで離陸のやり取りを二機分見届けた俺らは、挨拶をして静かに管制室を出た。
約三十分ほどの滞在時間だったが、久しぶりにあの情景を思い出した。

シップ内でCAとのやり取り、管制塔とのやり取り、操縦士間でのやり取り。
そして、離陸後の十時間を超える飛行の旅のあの感覚を。

地上に降りた俺らは車に乗り込むと……。

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