サキュバスの年の差@純愛物語 イリスとシオン・魔法の恋の行方・シリーズ8
シオンは、微笑んだように見えた。
「それだけではない、あなたとアクア殿は、このフェアリー領に、新しい活力を生み出した。
それも、
巫女の豊穣の力ではないですか。
そう私は、思っています」

「あの・・じゃぁ、許可を・・」
イリスは大分勢いが抜けていたが、何とか最後のダメ押しをした。

「それは、できません。神殿の絹、繭は聖別されたものなので」
そう言って、シオンは立ち上がった。


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