エリート航空自衛官の甘すぎる溺愛で囲い娶られました~敏腕パイロットの25年越しの一途愛~
「そうだな。上の人間には絶対服従だし、どんな命令だって聞かなきゃならない。深夜に突然叩き起こされて腕立て伏せ二百回とか」

「えっ、ブラック企業でもそんなことしないよ。大丈夫なの?」

「腕立てくらいなら、まあ。登山のほうがきつかったな」

「真夜中に登山……。時間外労働で訴えられそう」

「残業の概念がないから、どうだろう。二十四時間、いついかなるときも行動できるように訓練しているだけだよ」

 当たり前のように言っているそれが、どれほど特殊なことか篠はわかっているんだろうか。

 でも、そんな生活を送っていたのなら、今まったく疲れを見せていないのも納得がいく。

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