エリート航空自衛官の甘すぎる溺愛で囲い娶られました~敏腕パイロットの25年越しの一途愛~
 こんななだらかな丘なんて、篠からすればきれいに舗装された歩きやすい道と変わらないのだろう。

「ほかには? 自衛官がなにをしてるのか、調べてもわからないことのほうが多くて」

「……風呂は入って五分で出るとか?」

 私の脳裏に、浴室へ飛び込んで適当にシャワーで頭を流し、全速力で外へ出ていく自衛官たちの姿が浮かんだ。

「それ、ちゃんと洗えてる……?」

 機密の問題があるからか、篠は具体的な訓練の内容や、自分が詳しくなにをしているかは語らなかった。

 それでも私には未知の世界の話だ。疲れも忘れてあれこれと聞いてしまう。

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