エリート航空自衛官の甘すぎる溺愛で囲い娶られました~敏腕パイロットの25年越しの一途愛~
 実際に私がしたのは、オタマジャクシがたくさんいる池に飛び込んだり、雑草を家の庭に植えてみたり、花をすりつぶして作った色水で家の周りをびしょびしょにしたりとやんちゃばかりだ。

 でも、とちょっと考える。

 小さい頃の篠は引っ込み思案で、いつも私の後をくっついてくるような子だった。私が手を引っ張ってあげないとどこにも行こうとせず、日陰でもじもじしていたのだ。

 そんな篠からすれば、私の突拍子もない行動は特別に映ったのだろう。

 彼がどんなふうに私を見ていたのか、二十年以上経ってから知るとは思わなかった。

「俺が実結を好きな理由も、それだよ」

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