エリート航空自衛官の甘すぎる溺愛で囲い娶られました~敏腕パイロットの25年越しの一途愛~
 もしかしたら篠が私の期待値を上げなかったのは、夢中になられたら悔しいからなのかも。その展示飛行のパイロットの中に、イケメンエリートパイロットがいるらしいし。

「みんな集まったし、行こっか」

「そうだね、行こ行こ」

 四人ひとかたまりになって移動し、初めて篠が生きている世界に足を踏み入れる。

 制服姿の自衛官たちにはたしかにどきっとさせられたけれど、やっぱり篠が一番だと思った。



「迫力あったねー!」

 音楽隊の演奏を見終えた私たちは、非日常的な空間に興奮しっぱなしだった。

「あんな吹きながら歩けるものなんだね。私ならリコーダーでも無理」

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