エリート航空自衛官の甘すぎる溺愛で囲い娶られました~敏腕パイロットの25年越しの一途愛~
 篠の手と唇が熱すぎて心まで燃えてしまいそうだ。

 言葉にしなくてもどれほどの想いを抱いているのかが痛いほど伝わってくる。

 頭を冷やしてゆっくり考える時間が欲しい。

 思い切りアイスを口に頬張って、彼のぬくもりを直接感じた場所を全部冷やしたい。

 そうじゃないと私は、篠に与えられた熱に焦がされてしまう。

 私を愛でる口づけに一生懸命応えていると、不意に篠がささやいた。

「今夜、俺と過ごしてくれるか?」

 唇に触れた手が私の首筋を伝って鎖骨の上で止まる。

 もしも今夜一緒に過ごしたらどうなるのかを、私にわからせるみたいに。

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