死にたがりやな君は、わたしのヒーローでした。
「いや、別になんでもない!

ちょっと、色々と質問させてもらうね」


じゃあ何から聞こうかな…。


「えっと、私になんで死んで下さいって言ってくれたの?」

一応、重くならないように軽く笑顔で言う。


「俺は、笑われた俺の友達1人と、夏菜さん。この2人しか言ってません。」



「じゃあ…なんで、?私に…?」



「…えっと…いや、また言います。ごめんなさい…。」




「え…?そ、そうなんだ…。。」


なんで。と言いたくなったけど、抑えた。

爽玖くんは、言いたくなさそうだったから。

下を向いて、いつも真顔だけど、もっと悲しい表情をしていた。



な、何かあるのか…?


そんなに間なんかないのに、なんとなく気まずい。すると、爽玖くんが口を開いた。

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