悪魔と私


「あ、そうだ。無口で無愛想なクロード様が何の用ー?」


「おい、一言多いぞ、一言……」


「もう、いいからぁ、用件を話してよー」




…一瞬、軽く殺意を覚えた。


俺は腰に刺さっている剣に手を伸ばす。


「もー、クロ!子供相手に剣向けないの!」



アイルが両手を腰にあて、こっちにやって来る。


「…………。」


仕方なく剣をおろすと、アイルと向かい合う。

…ツーかこいつ、子供じゃねーし。

むしろ俺より100歳ほど年上だし。

ま、面倒くさいことになるから、わざわざ言わないけど…


本人曰く、子供姿だとお菓子とかもらえるから良いんだそうだ。



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