水と油の私達
図書館にある大きな古びた時計を見れば、もうとっくに3時間目の授業は終わっていた。

このままだと成績悪くなりそうね...



「てか由乃どうすんの?授業」

「4時間目このままじゃ間に合わなさそうなのよね...」

「ふーん」



適当に返事をした後、りつがあっ、となにかを思い出したかのような表情をした。

そしてそのまま私の腕をとる。

が、やめたらしい。

近づいていた顔は離れていった。



「やっぱこっちにしとこ」

「…へっ!?」



頬に暖かなぬくもりが当たりいかにも間抜けな声が口から飛び出る。

私にそんな声を出させた張本人は軽めのパーマがかかったミルクティ色の髪を指で弄んでいる。



「総長とおんなじじゃまずいだろ?」

「薪くんに言ってやる!」

「はあ~っ!?」



これで遊撃隊隊長とも契りを交わした。

姫として認めてもらったってことで、いいのかしら。
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