イケメン総長とキケンな関係 ~出会いは突然の入れ替わり⁉ 愛はそこから始まった~
「先生たち、また驚いてたよ。
『昨日は豹変していて
今日は連絡もなしに抜け出したなんてっ。
向陽さんは一体どうしてしまったの⁉』って」
してしまった、少しだけ苦笑いを。
帆夏ちゃんの言葉に。
だけど。
結果的には。
なんとかその場を乗り切ることができた、と思う。
「じゃあ、帰ろうか」
南穂ちゃんの言葉に。
私と帆夏ちゃんは「うん」と頷いた。
だけど。
連絡もなしに学校を抜け出した。
そのことを謝らなくてはいけない、先生たちに。
ということを思い出し。
行かなければならない、職員室に。
そのことを帆夏ちゃんと南穂ちゃんに話すと。
言ってくれた、帆夏ちゃんと南穂ちゃんは。
「一緒に行こう」と。
そんな帆夏ちゃんと南穂ちゃんに感謝の気持ちでいっぱいになった。
そうして。
職員室に行き。
先生たちに謝り。
そのあと帆夏ちゃんや南穂ちゃんと一緒に下校した。