お守りを君に

巫女の願い事

ある日の年末年始の早朝





巫女装束を着た巫女が掃除をしていた





その後、掃除道具を片付けて賽銭箱の前に





立ちお金を入れて周りに人がいないことを
確認して





二拝二拍手をして





なるべく小さな声で願い事を言った







―“あの人”が来てくれますように、と―
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