夫が「愛していると言ってくれ」とうるさいのですが、残念ながら結婚した記憶がございません
「今日の休憩にはこの菓子を出してくれないか? できれば、この菓子に合うようなお茶を準備してもらえると助かる」
「承知しました」
テーブルの上に籠一杯のお菓子を置いたシャーリーは、資料室の自席へと向かった。
今日はシャーリーが遅れてきたため、彼女が来てすぐに休憩時間となった。
「団長がどのお菓子が好きかよくわからなかったので、いろいろ買ってみました。イルメラさんにも付き合ってもらったのですが」
イルメラはシャーリーに自分でお菓子を選ぶようにと言ったにちがいない。なぜなら、ランスロットが昨日、イルメラにこの件を伝えたからだ。
シャーリーが仕事に行く前に、菓子店で菓子を買うから付き合ってほしいこと。菓子はシャーリーに好きなだけ選ばせること。
イルメラは苦笑しながらその話を聞いていたが、ランスロットとシャーリーの仲が深まることを望んでいるため、協力すると楽しそうに口にしたのだ。
「すぐにお茶の準備をいたします。甘いお菓子が多いので、渋めのお茶にしますね」
ワゴンの下には、茶葉の入った缶がいくつか準備されている。その中から、彼女は黒の缶を手にした。
保温効果のあるポットにお湯は入れられている。これも魔道具の一つであり、このお湯もシャーリーが来るとすぐに準備をしてくれるものだ。
慣れた手つきでティーポットへと茶葉とお湯を入れ、蓋をしてしばらく蒸す。この時間が茶葉によって異なるようだが、ランスロットはそれを知らない。
「承知しました」
テーブルの上に籠一杯のお菓子を置いたシャーリーは、資料室の自席へと向かった。
今日はシャーリーが遅れてきたため、彼女が来てすぐに休憩時間となった。
「団長がどのお菓子が好きかよくわからなかったので、いろいろ買ってみました。イルメラさんにも付き合ってもらったのですが」
イルメラはシャーリーに自分でお菓子を選ぶようにと言ったにちがいない。なぜなら、ランスロットが昨日、イルメラにこの件を伝えたからだ。
シャーリーが仕事に行く前に、菓子店で菓子を買うから付き合ってほしいこと。菓子はシャーリーに好きなだけ選ばせること。
イルメラは苦笑しながらその話を聞いていたが、ランスロットとシャーリーの仲が深まることを望んでいるため、協力すると楽しそうに口にしたのだ。
「すぐにお茶の準備をいたします。甘いお菓子が多いので、渋めのお茶にしますね」
ワゴンの下には、茶葉の入った缶がいくつか準備されている。その中から、彼女は黒の缶を手にした。
保温効果のあるポットにお湯は入れられている。これも魔道具の一つであり、このお湯もシャーリーが来るとすぐに準備をしてくれるものだ。
慣れた手つきでティーポットへと茶葉とお湯を入れ、蓋をしてしばらく蒸す。この時間が茶葉によって異なるようだが、ランスロットはそれを知らない。