夫が「愛していると言ってくれ」とうるさいのですが、残念ながら結婚した記憶がございません
「シャーリーです」
名乗って部屋に入ると、ランスロットは大きく目を開いていた。
「どうかしたのか? 君がここにくるなんて」
「今日は、お帰りが遅いから夕食がご一緒できないと聞いたので……」
「ああ。すまない。急ぎの会議が入ってしまったからな」
そこでランスロットは眉尻を下げた。
「お茶でも飲むか?」
「ですが、団長はこれから夕食なのでは?」
「ついでだ。ここに運んでもらう」
ランスロットがベルを鳴らすと、セバスが食事ののっているワゴンを押しながらやって来た。
「シャーリーにはお茶を」
「かしこまりました」
大きなソファの前にあるテーブルの上に、ランスロットの夕食と、シャーリーのためのお茶とお菓子が並べられる。その間シャーリーは、部屋の隅に立っていた。
セバスが頭を下げて部屋を出ていくのを見送ってから、どこに座るべきかで悩み始めた。
お茶の用意がされている席に座ればいいのだが、そこだとランスロットの座る位置と対角線上で遠い気がする。
名乗って部屋に入ると、ランスロットは大きく目を開いていた。
「どうかしたのか? 君がここにくるなんて」
「今日は、お帰りが遅いから夕食がご一緒できないと聞いたので……」
「ああ。すまない。急ぎの会議が入ってしまったからな」
そこでランスロットは眉尻を下げた。
「お茶でも飲むか?」
「ですが、団長はこれから夕食なのでは?」
「ついでだ。ここに運んでもらう」
ランスロットがベルを鳴らすと、セバスが食事ののっているワゴンを押しながらやって来た。
「シャーリーにはお茶を」
「かしこまりました」
大きなソファの前にあるテーブルの上に、ランスロットの夕食と、シャーリーのためのお茶とお菓子が並べられる。その間シャーリーは、部屋の隅に立っていた。
セバスが頭を下げて部屋を出ていくのを見送ってから、どこに座るべきかで悩み始めた。
お茶の用意がされている席に座ればいいのだが、そこだとランスロットの座る位置と対角線上で遠い気がする。