夫が「愛していると言ってくれ」とうるさいのですが、残念ながら結婚した記憶がございません
「私も確認しても?」
その言葉にジョシュアは帳面をレイモンに手渡した。
「もう一つある。これは、先日、レイモンが言っていた件に繋がる」
ランスロットは青い帳面をジョシュアに渡す。
「薬品庫のことが走り書きしてあるのだが、その次の頁を見てみろ。気になっている薬品の名前が記載されている。そして、そっちの帳面のいつも合わない数値を組み合わせると」
「いつ、何が、どのくらい無くなっているかがわかるということか」
苦々しくジョシュアは呟いた。事実であっても、認めたくないものがある。
「ああ、そうだ。それの解析は魔導士団でやってもらった方がいいだろう」
「オレは?」
「犯人を探るのがお前たちの仕事だろう?」
おどけた口調で、自身に人差し指を向けているブラムに、ランスロットは言い放った。諜報隊であれば、これだけの情報から、怪しい人間を洗い出すことが可能だろう。
「じゃ、犯人が見つかったら、オレにもシャーリー……さんを貸してもらえるってことでいいかな? 毎月、大変なんだよね。会計報告書。団長と結婚する前も団長専属だったけど、そういったものも彼女は確認してくれたじゃん?」
「ちっ。仕方ない」
ランスロットは渋々と許可を出す。
「そうなると、がぜんやる気が出るもんだよね」
「相変わらず、調子がいいやつだ」
そんな二人の会話には混ざらないレイモンは、何やら考えている様子。それに鋭くジョシュアが声をかける。
「どうした?」
その言葉にジョシュアは帳面をレイモンに手渡した。
「もう一つある。これは、先日、レイモンが言っていた件に繋がる」
ランスロットは青い帳面をジョシュアに渡す。
「薬品庫のことが走り書きしてあるのだが、その次の頁を見てみろ。気になっている薬品の名前が記載されている。そして、そっちの帳面のいつも合わない数値を組み合わせると」
「いつ、何が、どのくらい無くなっているかがわかるということか」
苦々しくジョシュアは呟いた。事実であっても、認めたくないものがある。
「ああ、そうだ。それの解析は魔導士団でやってもらった方がいいだろう」
「オレは?」
「犯人を探るのがお前たちの仕事だろう?」
おどけた口調で、自身に人差し指を向けているブラムに、ランスロットは言い放った。諜報隊であれば、これだけの情報から、怪しい人間を洗い出すことが可能だろう。
「じゃ、犯人が見つかったら、オレにもシャーリー……さんを貸してもらえるってことでいいかな? 毎月、大変なんだよね。会計報告書。団長と結婚する前も団長専属だったけど、そういったものも彼女は確認してくれたじゃん?」
「ちっ。仕方ない」
ランスロットは渋々と許可を出す。
「そうなると、がぜんやる気が出るもんだよね」
「相変わらず、調子がいいやつだ」
そんな二人の会話には混ざらないレイモンは、何やら考えている様子。それに鋭くジョシュアが声をかける。
「どうした?」