オフクロサマ
ミチ村のお祭りを見てそれを連想したのだけれど、調べてみてもミチ村と青森県の「オコモリ」とでは接点がなにもないことがわかった。


「明日になればきっと、誰かが教えてくれる。そうだ、大田さんの家に行ってみよう」


「うん。そうだね」


それともあの黒い和服の男に聞いてみるのもいいかもしれない。


あの人はお面をつけていなかったし、この村の人ならすぐに見つけることができそうだ。


「今日は色々あって疲れたな。もう寝よう」


お風呂に入れていないことが気になったけれど、気分が悪くてそれ所ではない。


智香は素直に頷いて布団に潜り込んだのだった。
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