揺れる瞳に恋をして
「…おはよう、ちー」

「…」



私は目を覚ましてすぐ布団から出て
パジャマから部屋着に着替えた

家事とか、色んなことするから
部屋着は
汚れてもいいやつ

でも今日はちょっと
可愛いやつ…


「ちー?まだ怒ってる?」

夏希が私の顔を覗き込んでくる

「…」

無視

私の腹は煮えくり返っているのだ

一晩寝たくらいじゃ

収まらないんだ


「ごめんね?ちゅーして」


「…」


「仲直りのちゅーする?」


「なっ!!!!」


「やっとこっち見た」



なんてやつだ

「おはよう、可愛いちー」


今日もこの悩殺スマイルに
私の心は撃ち抜かれてしまった


負けた…
< 62 / 154 >

この作品をシェア

pagetop