愛とは決して○○しないこと
かなえと電話した夜の私はどこかうわの空だった。
そんな私に雄太は
「みどり、何かあった?
コッチでお茶飲みながら話さないか?」
とご飯の後で言われた。
「うん。雄太も仕事で大変なのにごめんね。」
「ハハ。妻の悩みも解決出来ないようならこの先も夫の資格ないだろ?ハハ」
「じゃあ、コーヒー淹れるね」
「ああ。」
リビングのソファーでかなえとの話しをした。
「かなえさんの彼のお義母さんが…
みどりのご両親の悪口ってムカつくな!
俺は、かなえさんも話しが進んで引き返せないと思ってたと思う。
でも、これからの長い人生…
辛くて我慢ばかりの結婚生活を考えたら破談にした方がが良いかもな…」
「うん。だから私かなえに
【愛は決して後悔しないこと】って言っちゃった。」
「うん。
結婚する前から後悔してるもんな、かなえさん。
可哀想だよ。みどりのご両親ならかなえさんの気持ちを考えて下さると思うぞ。
親なら子供の幸せが一番だから…」
「うん。ありがとう雄太。
やっぱり雄太に頼りっぱなしだな私。」
「いいえ、《ヘンテコ神様》の御利益で秘書検定も合格したし、準1級の勉強もしてるし、何と言ってもイベント会場で名刺交換した企業との契約数ダントツで俺が1位なんだ〜 パチパチ」
「え〜〜雄太スゴイ!!おめでとう!」チュ!
「へへへ。みどりに自慢しちゃった〜」チュ。
「じゃあ、最後に会社に貢献して退職できるね」
「ああ。」雄太はみどりを抱きしめた。
明日とあさってがお休みの雄太と甘い夜を過ごした。
隣りでスヤスヤ寝ている雄太を眺めながら…
さすが私の旦那サマはエリート!
あと少しだから頑張ってね。
おやすみなさい。雄太。