囚われのシンデレラーafter storyー




指も舌もあずさを追い立て、暗い部屋に漏れるあずさの吐息が次第に熱く荒くなって行く。

「よしたかさん、怖いの」

涙目になるあずさに、更に指の動きを激しくして深くする。鎖骨へと舌を滑らせると、俺の肩を掴むあずさの手のひらの力が増した。肌に熱が灯り、次第にその腰が自ら揺れ始める。

「感じ過ぎて、おかしくなりそうで、怖い」

そう言って、俺の髪に夢中になって指を差し入れて来る。

そうだよ。もっと乱れて。もっと感じて。
俺だけを求めて、他の男になどその目が向かないように。

めちゃくちゃに溺れさせたい。俺以外、見えなくなるように――。

そんな劣情に溺れて、まるで余裕のない自分に呆れる。狂おしいほどの嫉妬と独占欲が、あずさを抱く手を荒々しくする。

「よしたかさん――」

薄い身体が激しく揺れて。

「あずさ、ごめん。優しくしてやれなくて」

不安に怯える俺を許してくれ――。

あずさの目と視線が交わると、目を見開きその表情が少し歪んだ。あずさが何かを察したように小さく頭を横に振った。

「……ううん、いいよ。大丈夫……佳孝さんの好きなようにして」

俺の首に細い腕を回す。

「佳孝さんなら、何をされてもいい」

二か月半前に抱いた時より細くなった腰をきつく抱き寄せた。


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