最強総長は天然美少女を甘く惑わす

いつの間にか最強総長?!

「玲奈ー!早く起きなさい!」
「はぁーい」
私、鈴木玲奈はまだ半開きの目を擦りながらベッドから出た。
朝、時刻は7時半、家を出るのは8時過ぎでまだちょっと余裕はあるけど、今日は高校の入学式。新しい高校生活が始まるんだ!
私が通う影宮高等学校は、少しだけ特殊な高校で、なんと別名恋愛の高校とも呼ばれる学校らしい。詳しいことはよく分からないけど
とりあえず準備に取り掛かる。
家から学校までは歩いで15分程のところにあるから結構時間は…まずいのかもしれない!
前の日に大体の荷物は用意してたからそれをスクールバッグに入れるだけ。前日に用意しておいて良かったと思いながら、せっせと
荷物を詰め込み、リビングに行って朝ごはんを食べる。今日は特に何も授業がないから、教科書などの持ち物はなく意外と準備は直ぐに終わったなぁーと考えていると、
「ねぇ時間大丈夫?」
と、お母さんが声をかけてきた。
「多分大丈夫ー」
と返事をしながら時計を見ると、時刻はそろそろ8時を指すところだった。
「大丈夫じゃなかった!」
急いで食パンを口に詰め込み、最後の全身
チェックを終えて家を出た。
そのタイミングでちょうど隣の家のドアも開いた。
「あ。」
と玲於くんが声を漏らす。
玲於くんというのは私の幼なじみ、佐原玲於くん。でもこうして会うのはすごく久しぶりだから少し緊張してしまう。
玲於くんはとっても顔立ちが綺麗...。透き通った綺麗な鼻筋に
とても綺麗な三白眼、髪の毛は少し珍しい銀色のような色でとても綺麗。
そのためか、玲於くんは小学生の時色々な女の子に告白されていた。
でも中学生の時に玲於くんは違う学校に行っちゃったんだ。だからこれから一緒にいられるのはとっても嬉しい!
「おはよっ!」
「ん」
私は、玲於くんの隣を歩きながら話を弾ませる。
「てかさーちょっとした自慢言っていい?」
「うん、いいよ?」
「俺さーjoint(ジョイン)の総長になったんだよねー」
「はへ?」




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