若旦那様の憂鬱
お手伝いの森さんが抜擢されて、
訳が分からないまま、市役所に婚姻届をもらいに出かけて行った。

柊生と花はとりあえず、
と手土産として持って来た祖母御用達の和菓子屋の新作を、祖母と一緒に食べる事になる。

和室から居間に移動する際、
正座に慣れていない花の足が痺れて、
立ち上がれなくなるアクシデントはあったが…。

柊生がすかさずお姫様抱っこをして、
居間のソファまで運んでくれた。
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