。・+恋ノ涙+・。
―出逢い―

入学式

春―…。

桜が舞い散る中で、あたしは桜の木の下で立っていた。


その頃、あたしはまだ15歳で、高校の入学式があった日だった。

「綺麗・・・」

誰にも聞こえないような小さな声でそう呟くと、あたしは後ろを振り返った。

「幸♪」

聞いてて飽きないアルトの声があたしの名前を呼ぶ。

あたしの名前は三上幸。

幸せになってほしい、と願って親がつけてくれた名前が好きだった。


「ナオさあー、思ったんだけど」

「何々?」

「高校生になったら、彼氏できてさぁ、すっごく幸せに高校ライフを過ごすのって、ちょっと平凡じゃない?」

「だね。でも、どんなのがいいの?」

「んー、昼ドラみたいな!」

「何それェ!?」


キャッキャッ。と弾んだ笑い声が響く。

彼女は石原奈音。

中学3年の時に1番仲良くて、そのまま同じ高校を選んだ。




この頃は、まだ何にも知らなくて・・・


< 2 / 2 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

世界一大きな恋
綾月/著

総文字数/2,858

恋愛(その他)6ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
―小学6年の頃― 「くそーっ。俺、お前を抜いてやるぅッ」 柴田愁一。 137㌢。 「抜けるもんなら抜いてみろや!」 市川梓紗。 169.7㌢。 ―中学3年― 「はっはっ、お前を抜いたぞ」 愁一、178㌢。 「くっそーっ。ムカツク」 梓紗、174㌢。 学校一背の高い男と女のラブコメディ。

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop