推しが現実世界に?!  ーバレンタインに告白を
ん?


えっ…


えっと…


なんて、私が固まってると、

「ふふふっ、冗談だよ」

なんて、言った。


「この人名前なんていうの?」

「え、あ、冬くんていうの」

「そうなんだ」


なんて言いながら私の部屋にある冬くんのグッズを見る碧くん。


すごい、顔が熱い…

冗談…ね…

私は碧くんのことも好きだよ…


私の気持ちは今にも口から出そうだった。


やだ…もう、あの時みたいな思いはしたくない…


「結瑠?どうしたの?体調悪い?」


なんて、私の頭をヨシヨシする碧くん。


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