たった一人、君に恋して


 高校の時から頻繁に悠人が話に出す、悠人の地元の先輩だ。


 確か名前は、ミク・・・?


 中学の体育祭の応援団で一緒になった、一つ上の先輩らしい。


 学校でもよく目立つ明るい先輩だった、と悠人はいつも言っていた。


 そうか。


 ついに悠人も大切な彼女ができたのか。
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